未来の住職塾塾生共益費について

2019年10月に塾生の皆さまへお送りしたお手紙について「あとからオンラインでも参照したい」とのお声をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。(以降に未来の住職塾を受講された方々にも、同様の内容のご案内をサミットにてお渡し、あるいは郵送にてお送りしています。)

「未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費」について
拝啓 爽秋のみぎり 皆さまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。

 2019年3月に開催された「未来の住職塾 感謝のつどい」におきまして、塾長から皆さまへ、以前より多くの塾生の方々よりご提案いただいていた塾生コミュニティへの「共益費」の導入について、いよいよ検討を始めたことをお話しさせていただきました。その際、皆さまからは改めて温かな後押しをいただき、今後の励みとなるメッセージをくださった多くの方々に心から感謝申し上げます。
 ご意見やご質問もいただきながら更なる丁寧な検討を重ねまして、このたび「未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費」を導入する運びとなりました。

「一般社団法人未来の住職塾」の役割
 共益費の詳細をお伝えする前に、塾生コミュニティの運営を担う「一般社団法人未来の住職塾」の役割についてお話ししたいと思います。
 「一般社団法人未来の住職塾」は、その主な設立趣旨を、

(1)志ある宗教者たちと出会い共に学ぶためのプログラム[未来の住職塾NEXT]の運営
や、
(2)プログラムより輩出される塾生たちが繋がり続けるための、塾生コミュニティづくりとその運営

とし、教育事業に特化した非営利型法人として2018年7月に発足しました。
 法人の運営に携わる三名の理事(松本、松﨑、遠藤)は、それぞれに個々の活動も進めながら、使命感を持って法人の設立趣旨の実現に尽力しています。経済面においてもサステナブル(持続可能)な組織運営となること、つまり、ちゃんとお金が回って、大切な事業を継続でき、自分たちの日々の生活も最低限維持できる組織運営を目指しています。

「一般社団法人未来の住職塾」の事業費について
 法人の活動のうち「 [未来の住職塾NEXT]の運営」は、受講生からの学費収入によって、講師・担任の人件費を含む事業費をまかないます。一般社団法人の事業も赤字になると続けられなくなってしまうため、プログラム内容の充実はさることながら、安定的な運営においても今後さらなる努力を重ねます。

 「塾生コミュニティづくりとその運営」は、現在、松本・松﨑・遠藤のボランティア奉仕でまかなっています。例えば、ニュースレターやSNSの情報発信、個別のご相談応対や、周年行事・勉強会・各種セミナーの開催、それらのオンライン配信や活動レポートの共有などが含まれます。備品費・交通費・宿泊費などの実費は基本的に三名の自費でまかなっています。

 そして、未来の住職塾 塾生の規模はおかげさまで年々大きくなり、600名を超えました。お寺に例えると、檀家600軒を護持費なしで預かるような状況になり、管理コストや日々いただくご相談件数などが、ボランティアのご奉仕でまかなえる範疇をいよいよ超えてまいりました。様々なご要望にも、十分にはお応えしきれなくなってきてしまっていると思います。
 そのような活動の仕方はサステナブルではなく、やがて疲弊して継続が困難となってしまいます。せっかくコミュニティの規模が増していっても、発展を望むべくもありません。
 こうした現状を踏まえて、塾生コミュニティの継続と発展を応援したいと思ってくださる塾生の方々とともに、「共益費」として安定的に支え合う仕組みをつくろう、との決断に至りました。

共益費導入の目的
 一般社団法人未来の住職塾が「未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費」を始める目的は、大きく分けて二つ。

(1)未来の住職塾で学んだ塾生たちが繋がり続けられるよう「塾生コミュニティの同窓会組織としての機能」を「安定的で持続可能なもの」に  するため(母校の同窓会費のようなイメージ)
そして、
(2)年々規模が増して育つ同窓会ネットワークを活用して、社会とも接続しながら活動する「プラットフォーム(土台)としての機能」を「発展的なもの」にするため
です。

 これまでのような、私たち運営メンバーのボランティア稼働でカバーできる活動や経費には限りがあり、多くの活かしきれない貴重な繋がりや可能性、成し得ない発展がありました。このたびの共益費の導入によって、連絡通信費や周年行事・セミナー・各地の集会等の実施費、人件費や交通費などをまかなえるようにし、まずは(1)に記した同窓会機能の安定的な維持をはかりたいと思っています。
 また、それにとどまらず、(2)に記したような同窓会的繋がりから始まる更なる展開を目指して、「未来の仏教ラボ」(塾生や専門家によるお寺事業の研究・開発、勉強会等)の運営や、オンライン配信環境の整備、共有する情報の質・量の向上やセミナーの種類・開催場所・実施回数の向上、また、他業種(企業やNPO、行政など)とのコラボレーション企画の推進といった一ヶ寺では成せないような発展的な活動も実現していきたいと思っています。

一般社団法人未来の住職塾の運営する「塾生コミュニティ共益費」の位置づけと使い道の図


共益費の管理・運営について
 共益費の納入先は一般社団法人未来の住職塾となり、法人において管理・運営されます。どなたも安心して納入でき、そしてまた専門的な知識に基づいた運営がなされるよう、「準認定ファンドレイザー」の資格を(松﨑が個人として)取得いたしました(「ファンドレイザー」とは「寄付(共益費も含む)を集める専門家」という意味です)。塾生コミュニティが社会とも接続しながら活躍する、「プラットフォーム(土台)としての機能」のさらなる発展を支えるため、ゆくゆくは広く社会にも寄付を募ってまいりたいと思っています。そのためにも、まずは皆さまとともに安定的な「同窓会組織としての機能」の継続に尽力いたします。

 共益費の納入については、任意としたいと思います。共益費の納入がないからといって、これまでのような情報共有がなされなくなったり、コミュニティの活動に参加できなくなるようなことはありませんのでご安心ください。
 そして、お寺の状況もそれぞれであることから、「一口 500円/月」として、口数を銘々お決めいただければと思います(納入方法については後述いたします)。

 このように、それぞれの経済状況に応じた無理のない継続・発展を可能にする形として、任意の「未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費」を導入いたします。未来の住職塾 塾生コミュニティは、仏教界にとり、ひいては社会にとっても大切な繋がりだと思いますので、これからも、その継続とそこから生まれる活躍を皆で支え合い、盛り上げ続けていきたいです。
 ご賛同くださる方におかれましては、可能な範囲での共益費納付にご協力をいただけましたら幸いです。

法人への寄付
 あわせて、法人への寄付を受付しております。法人の活動を支える土台も様々に充実させていけるようになると嬉しいです。

追記:「未来の住職塾サンガ護持会費」について
 2012年度から2017度年までの間に任意で納められた「未来の住職塾サンガ護持会費」は、変わらず任意団体「未来の住職塾サンガ」が管理しています(管理体制は「サンガ役員会」から「事務局」(事務局長:松﨑香織)に変わりました)。
 未来の住職塾サンガ護持会費の受け入れは、旧プログラムの終了の決定と同時に終わりましたが、残預金1,917,550円は団体規約に則り、引き続き経済的に困難な状況にある寺院や若手の僧侶・寺族のための「未来の住職塾奨学金」に役立てられます。
 今回導入される「未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費」は、「未来の住職塾サンガ護持会費」とは管理者も異なり、別会計となります。

 以上、長くなりましたが、「未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費」の導入の経緯や目的についてご説明させていただきました。ご意見や気になることなどがありましたら、お聞かせください。
 今後とも皆さまより様々にご指導いただきながら、活動の充実を目指したいと思います。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

敬具 

共益費の納付方法
 共益費は「一口 500円/月」として、1年分をまとめての納付となります。例えば「2口」の場合、一度に納付する金額は500円×2口×12か月=12,000円です。

 決済方法は、クレジットカード決済と口座振替決済を選択できます。クレジットカードまたは口座が登録されると、翌年以降も自動的に決済されます。
 共益費の納付を中止するとき、または口数を変更するときは「info@mirai-j.net」へご連絡ください。翌年度分より中止または変更が適用されます。
 なお、口座振替決済は、初回の納付時のみ「口座登録手数料 2,000円」がかかります。口座登録は紙の依頼書を郵送でやり取りする必要があるため、
 ウェブ登録のみで完結するクレジットカード決済がおすすめです。

 「未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費 規約」をご確認の上、以下のフォームより口数や決済方法をご申請ください。

▼ 未来の住職塾 塾生コミュニティ共益費 納付申請フォーム
http://mirai-j.net/kyoekihi/

共益費の納入は任意です
 共益費の納入がないからといって、これまでのような情報共有がなされなくなったり、コミュニティの活動に参加できなくなるようなことはありません
ので、ご安心ください。

未来の住職塾塾生共益費についての概要ご説明は以上となります。