未来の住職塾NEXT

未来の住職塾とは

 お寺を取り巻く環境は厳しくなる一方です。お寺離れ、檀信徒の減少、仏事の縮小、減収。その背景には信仰の変化、人口減少と過疎化、新型コロナウイルスなど、如何ともし難い外部環境が存在します。
 厳しいお寺が大多数を占める中、賑わいを取り戻しているお寺も存在します。お寺全体では二極化が進んでいるとも言えるでしょう。厳しい環境に置かれながらも伸びていくお寺、即ち、選ばれる方のお寺になるために必要なものはなんでしょうか。
 その答えは簡単に見つけられるものではないかもしれません。ただ、少なくとも言えることは、その解を求めるためには地に足のついた準備が必要だということです。確かな情報を集め、方法論を学び、具体的な計画を立て、実際に行動することで道が開けてきます。
 
 未来の住職塾は2012年に開講し、令和元年からは新たに「未来の住職塾NEXT」として体制を刷新してリスタート。これまでに学んだ方は700人を超え、この11年間に同数の事業計画が策定されました。修了生の方々は事業計画を片手に、お寺の本質と向き合い、そしてまた社会の変化と向き合って、自坊の未来を切り拓こうと努力されています。
 未来の住職塾では、宗派を超えた全国各地の塾生との繋がりからも学び合い、研鑽を深めることができます。悩みを共有し、共に汗をかく仲間と培う絆は、時として孤独な住職という立場にある(或いはいずれそうなる)あなたの大きな財産となるでしょう。ぜひ共に人々を明るく照らすお寺の「これからの百年」を切りひらきましょう!

 

お寺を取り巻く世界を知り 未来を拓くチカラをつける

 未来の住職塾は、大きく変化する時代に合わせて学びの内容がアップデートされ、「未来の住職塾NEXT」として令和元年より開講しました。
 全6回の講義は「お寺のマネジメント(担当講師:木村共宏・遠藤卓也)」と「宗教者のリーダーシップ(担当講師:松本紹圭)」に分かれています。お寺のこれからについてマネジメント的な視点で考える回と、宗教者としての未来を描く回を重ねながら、各自のお寺の事業計画を総合的に作り上げていきます。
 講義の合間には受講生同士が自主的に学びあう「宿題ミーティング」や、講師による「個別コーチング」にて事業計画をブラッシュアップ。また、講師への個別相談や先行事例のご紹介なども必要に応じて随時サポートします。
 これから初めて受講される方にも、過去に旧プログラムを受講された方にも、深い学びとつながりを体験していただけるプログラムです。
 

2023年より全講義をハイブリッド開催といたします。
オンラインでの受講はもちろん、東京の配信会場(神谷町・光明寺)でも受講していただけます。

 

カリキュラム

• 講義1「お寺のマネジメント|方向性を定める」連綿と続く存在価値を確認し、普遍的なミッションを定義する
• 講義2「宗教者のリーダーシップ(1)」現代社会の宗教者に必要なリーダーシップの基礎を作る
• 講義3「お寺のマネジメント|客観的視点を持つ」マーケットインの視点でビジョンを設定する
• 講義4「お寺のマネジメント|具体化する」現在地と目的地を明確化し戦略を構築する
• 講義5「宗教者のリーダーシップ(2) |宗教の枠を超えていく」宗教者として現代社会との関わりかたを探求する
• 講義6「お寺のマネジメント|実現性を担保する」アクションを細分化し、KPIを設定する

2022年 R-5 スケジュール

講義日 時
1|方向性を定める5月16日(火) 13:30-17:30
2|宗教者のリーダーシップ(1)6月13日(火) 13:30-17:30
3|客観的視点を持つ7月11日(火) 13:30-17:30
4|具体化する9月12日(火) 13:30-17:30
5|宗教者のリーダーシップ(2)10月3日(火) 13:30-17:30
6|実現性を担保する11月1日(水) 13:30-17:30

 
スタッフ紹介 
木村共宏(お寺のマネジメント担当講師)
神奈川県生まれ、函館・岡山育ち。1997年三井物産入社。2015年に独立しコンサル・企業顧問を務める傍ら、2016年に鯖江市地域おこし協力隊就任(2019年満期退任)。2018年より本願寺派企画諮問会議委員、2019年よりNPO法人インド太平洋問題研究所副理事長。2022年より築地本願寺副宗務長。理論と実践を両輪に日々奮闘中。
遠藤卓也(お寺のマネジメント担当講師)
東京都生まれ。2003年より東京・光明寺にて「お寺の音楽会 誰そ彼」を主催。活動を通じて地域に根ざすお寺の「場づくり」に可能性を感じ、2012年から未来の住職塾の運営に携わる。寺院の事例紹介や広報に関する講演・研修を多数手がける。著書『お寺という場のつくりかた』(学芸出版社)『みんなに喜ばれるお寺33実践集』(興山舎)
松本紹圭(宗教者のリーダーシップ担当講師)
北海道生まれ。東京神谷町・光明寺僧侶。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader Alumni。武蔵野大学客員教授。東京大学文学部哲学科卒。著書『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は世界17ヶ国語以上で翻訳出版。ポッドキャスト「Temple Morning Radio」は平日朝6時に配信中。
松崎香織(プログラムディレクター)
東京都生まれ、ロンドン育ち。米国Fish Family財団 日本女性リーダー育成事業(JWLI)フェロー。銀行の経営企画や投資銀行部門に計10年携わったのち、ロンドンでソーシャルセクターのマーケティングに従事。2019年より(公財)全日本仏教会広報委員会委員。宗派や国際シンポジウムにてジェンダーに関する講演多数。

★受講を検討される女性の皆さまへ★
女性の方も、これまでに100名ほどが受講されました。僧侶である方も、そうでない方もいらっしゃいます。特に在家からお寺へ来られた方は、最初はお寺のことを語る自信がなかったり、ご住職方と一緒に学ぶことが不安だったりされる方もありますが、回が進むにつれ、同級生たちとなんでも(お寺のことも、人生のことも)話せる仲になっていかれていました。修了後は「宗派も年齢も異なる住職さんたちや、他のお寺の女性たちと、生涯つきあえる友達になれたことが何よりの実りでした。」とお話しされる方が多いです。プログラム名が「未来の住職」なので少々ハードルを感じられるかもしれないのですが、皆さん学生時代のような同じ学び舎のご学友になっていかれますので、安心してご参加ください。ぜひ末長く支い合える仲間をつくっていただければと思っています。

 

受講に必要な条件

1.僧侶やそのご家族(配偶者や兄弟姉妹、後継者)など、伝統仏教寺院にて「宗教指導者」としての役割を担う方。僧侶のご家族については、僧籍の有無を問いません。
 【仏教以外の宗教の留学生枠について】
伝統仏教寺院に準ずる運営形態を持つ宗教施設において「宗教指導者」としての役割を担う方であり、
かつ、他の受講者にも有益な学びの場の提供に資すると事務局が認める方。

2.パソコンでのWeb会議や電子メール(携帯電話アドレス不可)、MS Office程度の操作ができる方
→ 使用するソフトウェア…MS Word/Excel/PowerPoint(またはそれらと互換性のあるアプリケーション)、ZOOM会議アプリ、Adobe Reader (無償配布版)、Webブラウザ等
3.法務等でやむを得ない場合を除き、全6回の参加ができる方(やむを得ず欠席する場合は録画のアーカイブ受講も可です)

学費

○ 基本価格   148,000円(税込)

○ フェロー価格  118,000円(税込)
過去に未来の住職塾を受講した経験のある二度目以降の出願者が対象です。学費の一部をパートナー企業が支援します。詳しくは「スカラシップ制度」をご参照ください。

○ 奨学生価格   118,000円(税込)
経済的支援を必要とする出願者が対象です。学費の一部に、パートナー企業からの支援金、塾生からの寄付金・恩送り寄付金が使われています。詳しくは「スカラシップ制度」をご参照ください。
[給付人数] 若干名(審査があります)
[申請期限] 2023年4月5日

○ 恩送り価格  198,000円(税込)
基本価格を超える金額が、奨学生給付金原資として寄付されます。

※ お寺の経費として処理されたい方には、領収書の宛名を寺院名で発行いたします
※ 分割(2回まで)のお支払いに関するご相談も承ります。
 

パンフレット

・PDFファイルをダウンロードできます。
・紙のパンフレットが必要な方はフォームより資料請求できます。周囲の方をお誘いされる場合などにご活用ください。

お申込方法

こちらのバナーをクリックし、願書フォームに入力してオンライン上でご提出ください
提出締め切り:2023年 4月12日(水)

 

 

☆無料体験講座☆


未来の住職塾の雰囲気に触れられ、学びも得られる無料体験講座
「未来の住職塾 NEXT R-5」での学びの内容や進め方についての説明&ミニ講義や、昨年の受講生による感想シェアリングなど、塾の雰囲気を体験していただける内容になっています。
ぜひ気軽にご参加ください!
未来の住職塾NEXT R-5 無料体験講座
日時:2023年2月8日(水) 13:30-16:30
会場:オンラインまたは、東京 神谷町 光明寺
講師:木村共宏講師・遠藤卓也講師
参加費:無料
申込みフォーム:https://juku2023.peatix.com/

 
 

よくあるご質問

Q1. どんな方々が受講していますか?
A1. これまでに30を超える宗派や、年齢や性別、地域や役職もそれぞれに異なる受講生が参加されてきました。立場を気にせず、フラットな気持ちで参加していただけます。神道など仏教以外の宗教からの受講生(留学生枠)もいらっしゃいます。女性の方も多く受講されていて、こちらで過去に受講された方の声をインタビューしています。

Q2. 僧籍はなく、在家からお寺の僧侶に嫁ぎました。宗教指導者としての自覚もまだこれからです。講義についていけるでしょうか?
A2. 受講に際して特別なスキルは必要なく、やる気さえあれば、どなたでも無理なく学び進めていただけるカリキュラムとなっています。いつでもメールで講師に質問することができ、しっかりと伴走いたします。

Q3. 学費の補助を受けられますか?
A3. パートナー企業からの支援金や未来の住職塾を修了した塾生からの寄付金などを原資とし、受講にあたり経済的支援を必要とする方に奨学金を給付しています。ご利用を検討なさる方はスカラシップ制度をご参照ください。

Q4. プログラムが終了した後も塾生同士のコミュニティに参加するための要件はありますか?
A4. 講義へのオンライン出席と、事業計画書の策定・提出を必須としています。

 

オンライン化にあたってのご質問

Q1.オンライン講義はどのような方法で行いますか?
A1. ZoomというWeb会議ツールを使って行います。PC、スマートフォンまたはタブレット等の端末と、インターネット環境があれば無料で利用できます。

Q2. オンライン講義でのグループワークや質疑応答はどうなりますか?
A2. グループワークもZoomで行うことが可能です。質疑応答は講義中にチャット等のやりとりをする他、講義後もインターネットを使って質問ができます。

Q3. パソコンやスマートフォンの操作が苦手で、講義にちゃんと参加できるか不安です。
A3. サポートの必要な方には、開講前にお電話にて個別サポートしますのでご安心ください。

Q4. オンライン講義を受講できない日がある場合はどうなりますか?
A4. 毎回のオンライン講義を録画いたしますので、そちらを視聴していただくことが可能です

Q5. 他の受講生や講師との交流を楽しみにしていたのですが、会える機会はありませんか?
A5. 新型コロナウィルスの感染状況を見ながらにはなりますが、オンラインだけでなく、東京のオンライン配信会場(神谷町・光明寺)でも受講できます。また、塾生コミュニティの勉強会等も開催しています。お互いのお寺を訪問しあったり、事業計画の進捗を発表し合うなど、共通言語を持つ仲間ならではの交流ができます。

 

なぜ「未来の住職塾NEXT」に参加しましたか?

【(受講生の声) 住職/男性】お寺をどうにかしなくては!という漠然とした不安に駆られるものの、何が解決すべき問題なのかすらわからない状況でした。具体的な計画の立て方や考え方について学ぶべく参加しました。

漠然とした不安から入塾される方は多いです。講義では、まず考えるための道具となる概念や考え方(フレームワーク)を学びます。その上で、自坊の「事業計画」を策定していきます。課題の可視化をちゃんと行うので「漠然とした不安」だけでも学び始められます。まずは第一歩を踏み出すことが重要です。
 

講義の進め方

【副住職/男性】これから自坊の業務に本格的に携わっていくタイミングで、自坊と向き合う時間を捻出するため。先人(卒業生)の智慧にふれるため。住職塾の輪に大きな価値を感じるため。

多忙な毎日で、お寺の「本当にやるべきこと」を後回しにしてしまうことがよくあります。およそ1か月に1回の講義があるため、まさに「自坊と向き合う時間」を意図的に設けることが、ペースメーカーとして機能します。塾であたたまった熱のままに行動に移し、次の講義で講師や仲間に報告・助言をもらえるという好循環がまわるようです。

【お寺の後継者/女性】自坊に戻ったとき、無理なく楽しく継続できる健康習慣をお寺で行いたいと思ったから。習慣作りを行っているお寺の事例を知りたかったから。

同じクラスで学ぶ仲間はもちろんのこと、これまで受講した塾生が全国に700名以上います。各自の活動は講師が把握しているので、適切な事例の紹介や実践者との橋渡しが可能です。

 

「未来の住職塾NEXT」を受講してみて、どうでしたか?

【お寺の後継者/男性】木村先生のマネジメント論、松本塾長のリーダーシップ論、共に真剣勝負を肌で感じる濃密なご講義でした。また、決して一方通行ではなく、塾生との対話やグループワークなどを通じ、皆で学び高め合っていくスタイルが、大きな意味を持っていたなと感じました。さらに、遠藤さん、松﨑さんが塾生一人ひとりに寄り添い、親身にサポートしてくださったことがすごくありがたく、住職塾の充実につながったことは言うまでもありません。本当にありがとうございました。

特徴の違う講師たちが、それぞれの得意分野でまさに真剣勝負の濃密な講義を行い、細かい質問や幅広い相談にのる等サポートもします。塾生同士の対話やワークも重視しているので、半年間の学びを終える頃には講師・塾生の垣根なく良き仲間となれます。
 

 

【住職/男性】エグゼクティブサマリーの作成はとても困難な作業に思えましたが、自分なりに作ることができ大変良かったです。そして同時に、将来(10年後20年後)を見据えると自坊の特長を生かした取り組みとして何が必要かがわかったこともポジティブな成果です。

事業計画書は、人によっては20ページを超える場合もあります。そこで、NEXTでは重点ポイントをA4サイズ一枚にまとめた「エグゼクティブ・サマリー」を導入しました。計画の概要を一覧できるため、日々の方向確認や他者との意思疎通に役立ちます。
 

エグゼクティブ・サマリー(Sample)

【副住職/男性】同じ宗教者という立場で議論し合い、頭を悩ませることは、同宗派ではなかなか経験できない時間であり、かつそれぞれがポジティブな志向を持ち合わせているので、非常に有意義なものとなりました。

集まる塾生たちは超宗派且つ地域も離れていることが多いため、かえってしがらみなく本音で話すことができます。共感することが多すぎて、もう少しツッコミ合いも欲しいという声がでるほどです。何よりも重要なことは、それぞれがポジティブ志向であるため、たまに出る厳しい意見も貴重なヒントとなりえます。

 

講義は難しかったですか?

【住職/男性】講義で新しく出会う言葉や考え方がたくさんありましたが、テキストや先生の解説が面白く、とても頭に入りやすかったです。ただ、それをこれから自分で実践していく努力が必要だと思いました。

普段耳慣れない言葉や考え方が出てくるため「わかりやすさ」を重視した講義となっています。特に概念やフレームワークの多いマネジメントの講義では、想像のしやすい具体的な事例を活用し、我が身に引き寄せて捉えやすくしています。

【住職/男性】講義によるアプローチに止まらず、私たち個々への支援体制が取られているということで心理的に落ち着いて前向きに講義に臨むことができました。

講義内容や事業計画の方向性に関する相談はもちろんのこと、お寺ならではの悩みや専門的・個人的な内容まで様々な相談・質問に応じています。内容に応じて過去事例を紹介したり、適切な専門家にお繋ぎすることもあります。

【お寺の後継者/男性】講義のレベルは非常に高く、このクオリティの講義は、世間一般的なものを含めても、そう受けられるものではないと思います。どれも必要な知識ばかりで、難易度はちょうどいいと感じました。

講師がそれぞれの専門分野を持ち(マネジメント・リーダーシップ・広報など)、且つこれまでたくさんの寺院の運営や活動事例に触れてきたからこそのプログラムになっています。きめ細やかなサポートを通して、受講者全員が自坊ならではの事業計画を作り上げることを目指しています。

 

受講してみて何か変化はありましたか?

【次期住職/女性】「お寺をどうするかではなく、まずお寺を預かる私がどうするか!?」ということに気づかされました。ものすごく大きな発見でした。

「未来の住職塾NEXT」になって、「宗教者のリーダーシップ」という講義が導入されたことも要因かもしれません。「お寺をどうするか?」を考えていくとやはり「地域をどうするか?」という課題にぶつかります。すると大切なことは「地域のお寺を預かる私がどうするか?」であることに気づきます。「お寺の事業計画書」をつくりますが、「地域のため」を考え「自己のあり方」を見つめ直す時間になります。

【住職/男性】問題を可視化することで、漠然とした不安が消え、考える時間が増えました。また同じような悩みをもつ仲間と出会い、共有できたことは、私にとって財産となりました。

問題がわかれば「漠然とした不安」は消え、目的にむかってどのように行動していくかを考えることができます。そのことだけでも、非常に大きな変化だと思います。

【副住職/男性】自坊をより知ることで住職とのコミュニケーション量が増加し、他寺の事例共有や今後についての議論が少しずつ生まれてきた。

住職とのコミュニケーションのきっかけにもなるため、副住職や衆徒、寺族など多様な立場からお寺に関わる方々が受講されています。

【お寺の跡継ぎ/女性】これまで両親から(父親が担っている役割)お寺の業務、(母親が担ってきた役割)結婚、跡継ぎを産むこと、寺院の切り盛りなど、両親それぞれが「大変だ」といっていることの2人分を私一人に託したいという期待が大きく、とても負担に感じていた。しかし、色々な方のお話しを聞く中で、必ずしも両親の期待に応える必要はなく、自分の人生や感覚を大切にしていいのだと分かった。
また、期待に沿った場合でも色々なやり方があるということも見えてきた。「引き受ける」か「断る」の2択ではなく、木村先生のおっしゃっていた、調整、提案、根回しのスキルも身に着け、周りとうまく関わりながら、本当に自分が望む方向へと運んでいきたいと思った。

「お寺を継ぐこと」に悩んでいる方も受講されています。周囲からの期待を負担に感じたり、お寺との今後の関係性に不安を抱く人にとって、自坊や地域の実情をよく知り、クラスの仲間たちとディスカッションすることで、自らの姿勢を定めるための参考となるようです。

【住職/男性】自分は革新的にやらねばならないことに取り組んでいるという自惚れがあったことに気がつきました。目先のことに取り組んでいるだけで10年後20年後などの将来を見据えた実践への視点が欠落していたことを教えられました。
何よりもエグゼクティブサマリーを自分なりに作ることができたのと、旧プログラムより進化した事業計画書を手に入れることができ、自坊にとって強力な水先案内であり羅針盤となることまちがいないと思っています。

長年にわたり住職を続けてこられている方にも、お寺の10年後・20年後の将来を検討することで、今の自分のあり方についての気付きがあるようです。また、実際に自坊の事業計画書も作り、更にはアクションまで落とし込んだ課題管理表も作成するため、「計画して終わり」になることなく実践へと繋がっていきます。

【住職/男性】何度受講しても、学びがあり、色々な方とつながっていけることが嬉しかったです。狭い世界で考えるのではなく、広くつながっていくと、より新しい視点をいただけることが解りました。
また、「学びは一生」「こうやって進み続けることが住職」という気づきがありました。

色々な人とのつながりによってどんどん視界が開くことで、次の「やるべきこと」「やりたこと」が見えてきます。受講する度に新たなチャレンジをし、お寺の状況を改善し続けている方もいらっしゃいます。

 

自坊の事業計画を作ってみて、どうでしたか?

【次期住職/女性】思っていたほど自分がお寺のことを知らなかったことに気づきました。

事業計画の策定にあたっては、お寺の中だけではなく外のこと(外部環境)まで調べます。外を知った上で、あらためて中を見てみると、気づいてなかった強みや新たな課題が見えてきます。

【副住職/男性】特に「掘り下げて考える」ことの重要さを学びました。ひとつの言葉にしても、”なんとなく”の理解で今までやり過ごしてきた事がたくさんあり、いざ突っ込まれた時に上手に答えられないことがたくさんある事に気が付きました。元々面倒くさがりなので、あまり細かく考えてこなかったのですが、大切な事なのでこれからは少しでも「掘り下げて考える」ことを習慣化できればと思います。

事業計画は、講師や他の受講生からの「ツッコミ」でブラッシュアップしていきます。すると「掘り下げて考える」ことが習慣化されるようになり、実現性の高い計画になっていきます。

【住職/男性】以前にも未来の住職塾で自坊の事業計画書を作成しましたが、今回はより地に足がついたというか、現実的な問題や課題をしっかり見つめて作成することが出来ました。そして、当初自分が考えてもいなかったようなアイデアやアクションにチャレンジしてみる契機になりました。

周囲からのアドバイスや応援を感じられる環境に身を置くからこそ、自身の想像を超えたアイデアやアクションにチャレンジする勇気が持てるようになります。

 

講義テキストはいかがでしたか?

【副住職/男性】講義で教わった内容の概略がわかりやすい例話と共に簡潔に書かれており、またページ数も多すぎることなく読みやすかったです。講義をすべて受講した後で、読み直すとさらに理解が深まるのを感じました。

【副住職/男性】新たな発見、多角的・多面的視点、意識しないとすぐに凝り固まった発想となってしまいがちですが、このテキストを振り返ることで、お寺の外からの見え方や経営的概念の復習、立ち返る場所になるのではと思います。
一般企業向けのマネジメント本は世間に溢れていますが、寺院に特化したテキストはまだ少ないかと思います。「未来の住職塾NEXT」の講義内容を簡潔にまとめたテキストは、事業計画を進めていく上で、いつでも立ち返れる拠り所となります。